シルバーウィーク開発合宿
2016年 9/22~9/25にLogiClover開発合宿を行いました。
作業はhastech、ぽよ氏と私kamiyaの3人で、基板テストからソフト実装まで様々なことをやりました。概要を下記に記します。
Comet Audio Effectorの機能拡張
Comet Audio Effectorの機能を拡張しました。MFT2016で展示していたFPGAを使ったオーディオエフェクタのEQバンド数を拡張しました。
FPGA上で4chのパラメトリックイコライザが動作しており、周波数特性も画面上で確認できます。 pic.twitter.com/DwxjEqUIlJ
— LogiClover (@logiclover_jp) 2016年9月23日
FPGA内でパラメトリックイコライザを直列に接続して実現しています。
また、周波数応答もすべての応答を加算することで最終的な応答を描画しています。
高速ADCボードの試作
FPGAで高速信号処理を行うアプリケーションを作成するために、高速ADCを載せたボードの試作を行いました。
ユニバーサル基板に回路一式を実装してSirius Spartan6ボードでHDLを書いてデータを確認するところまでぽよ氏が実装しました(すごい)
LogiClover名刺のSW実装
デジタルオーディオ出力するLチカ名刺の試作機です。PSoC5LPを使っています。 pic.twitter.com/hRnF0k9wf9
— LogiClover (@logiclover_jp) 2016年9月16日
光オーディオ出力をする名刺を作っています。USB経由での音声データ転送のための通信と、SPIFlashの実装を行いました。
SPI Flashへのデータの転送は、Tera Termからxmodemで行います。
新基板の動作確認
その他改版を行った基板の実装とテストを行いました。ある程度改版を行って設計的にもある程度煮詰まりつつあります。
またこれから基板を作るに当たってのライブラリ等設計ルールの検討など改めて再考慮する箇所を検討しました。
まとめ
正式に新規メンバとして参加したぽよ氏が基板を作ってHDLを書いてADCを動かしたことが何と言ってもすごいところでした。
FPGA開発特にHDLはだいぶ難しいところがあり、ほとんど勉強会のようになっていました。
ちなみにhastech氏は明日から海外出張だそうです。。